おっちゃん

日曜日の夕刊 (新潮文庫)

重松 清 / 新潮社


僕がバイトしてるのはある会社の事務所なんだけど
いつもは50くらいのおっちゃんと二人で働いてます。
たまに奥さんが来ておっちゃんを手伝ってるんだけど、今日がそうだった。

この二人、あんまり仲がよろしくない(ように見える)
来るたびにケンカしておっちゃんは不機嫌になる。
今日もケンカ。おっちゃん、何だか不機嫌。
おっちゃんがイライラしてるのが分かるので声をかける。




「Iさん(おっちゃん)、流し雛ってなんですか。ひなを流すんですか。」

おっちゃんは僕にはすげー優しいので、喜んで説明してくれる。
すこし機嫌が良くなったように見える。
Iさんに限らず、世の中の多くのおっちゃんはおバカで素直な奴が好きだと思う。

ちなみに流し雛は、女の子が何か嫌なこととかあったときに、
それを紙の人形とかをこめて水に流すことらしい。おそらく。
wiki

おっちゃんはそれを重松清の小説で知ったそう。
おっちゃんは重松清が好きだ。僕も重松清が好きだ。
貸してください、と言うとおっちゃんは喜んで貸してくれる。機嫌も治る。
Iさんに限らず、世の中の多くのおっちゃんは共感してくれる人が好きだと思う。


おっちゃんも色々と疲れてるんだ、せめて奥さんぐらいは味方であってほしいと思う。
奥さんにも言い分はあるんだろうけど。分かってあげて。


いつも奥さんとケンカ、重松清を読んでる50代少し禿げてるおっちゃんが、心配。

今日はおっちゃんに借りた日曜日の夕刊を読む。
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by santos0113 | 2010-12-09 20:41 | diary
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