4月14日 日記

世の中に強い人なんておらん。強くあろうとする人、おるのはそれだけじゃ

引け目
それ自体は心に生じた小さな波にすぎぬ。不安な方へ振れれば心は閉じる。見まいとして固く閉じた心の中では、不安はやすやすと恐怖にかわり敵意へと育つ。
その逆もまた厄介だ。崇拝する、同化したがる、寄りかかって執着のできあがり。目も心も開いているようで閉じているのと同じ。・・・
別れ道はいつも心のうちにあるわな。真ん中がいちばんいい。

バガボンドを丸1日かけて久しぶりに全巻読み通した。
再発見するところがいくつもある。
僕の親父がよく言っていたらしい言葉が、
僕はね、まだ自覚してるからいいんだ。

親父はよく他人を馬鹿にする人だったらしいが、何となく親父が言いたいことが分かる気がする。
人間であれば、時に引け目を感じ、また見下すこともあるだろう。それは仕方がないこと。
今自分は引け目を感じている、見下している、それを自覚すること。真ん中であろうとすること。
自分のあらゆる部分を、それはきっと大きな世界で見れば劣っているわけでもない、優れているわけでもないと考えること。

僕はある時点まで確かに、自分でない誰かになろうとしていた。又八は情けなく見えるけど、きっと僕だって同じ。
自分の外に向かって色んなもの貼り付けてきたけど、今は自分の内に向かって掘り進んでいると思う。
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by santos0113 | 2010-04-14 22:54 | diary
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