コーポラティブハウス

大平一枝 著 「自分たちでマンションを建ててみた。」を読んでみた。

マンションを建ててみた。といっても自分たちで材料を調達して切って組んで…ではなく(僕はそういうの想像してしまいました)、「コーポラティブハウス」という少し特殊なやり方で、建築士その他を介してマンションを建ててもらった経緯を述べている。

このコーポラティブハウスについてはウィキペディアに載っている。


分譲マンションや建売住宅はどうしても広く好まれる平均的な間取りになってしまう。
どの物件を見ても同じような壁紙、床材、間取りになってしまう。
そのような現状に嫌気がさしていた筆者が出会ったのがコーポラティブハウスである。

コーポラティブハウスは、完全に自由とはいかないまでも、照明からキッチン、リビング、玄関までかなり自由な設計を行える。(自分が設計するというより、イメージを建築士に伝えて形にしてもらう)
また、他の住民と相談しあいながら進めていくため、入居する前から住民とコミュニケーションをとれる。筆者はこの点を強く推している。

マンションを建てるまでに筆者は約2年ほど時間を要している。
なにしろ説明会から始まり参加者募集、設計作業、見積もり調整、工事請負契約…等かなりの段階を踏んでいかなければならない。

色々とくせがある方法なのである。
問題も色々と出てきそうではある。


でも


都市でコミュニケーションが希薄になっている現代、このような住宅が普及することはとても面白いことだ。
世の中変な人はいっぱいいるし、僕も基本的にコミュニケーションが面倒臭い人種なので、他人との交流を絶ってしまった方が楽だと感じる事は多くある。
でもコミュニケーションをやめるべきではない、とも感じている。


もし自分に家を持つ時が来た時、コーポラティブハウスも可能性の一つとして留めておきたい。
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by santos0113 | 2009-10-19 01:58 | book
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